基礎・計算「単位量あたりの文章題」のポイントと例題

「1あたりの量」を使って、速さ・道のり・時間や、電圧・電流・抵抗、密度などを求める文章題です。中学の理科や数学の文章題の土台になります。

押さえておきたいポイント

  • まず「何あたりの量か」をはっきりさせる。速さなら「1時間あたりに進む道のり」。
  • 速さ=道のり÷時間、道のり=速さ×時間、時間=道のり÷速さ。3つの式は1つの関係の言いかえ。
  • 単位をそろえてから計算する(分と時間、mとkm、gとkgなど)。
  • オームの法則(電圧=電流×抵抗)や密度(質量÷体積)も、同じ「1あたり」の考え方で解ける。

つまずきやすいところ

  • 「きはじ」の図だけ覚えて、かけるのか割るのかを意味で考えていない。
  • 時速と分速が混ざったまま計算してしまう。

例題

例題1 時速60kmで2時間30分走ると、何km進みますか。

答えと考え方を見る

答え:150km

2時間30分=2.5時間。道のり=速さ×時間=60×2.5=150。

例題2 体積が20cm³で質量が54gの金属の密度は何g/cm³ですか。

答えと考え方を見る

答え:2.7g/cm³

密度は1cm³あたりの質量なので、54÷20=2.7。

授業・家庭学習での使い方

式を覚える前に「1あたり」を言葉で説明させると定着しやすくなります。単位の変換が苦手な生徒には、時間の換算だけを先に練習させるのも効果的です。

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