中学3年「式の展開と因数分解」のポイントと例題
多項式の展開と乗法公式、因数分解を学びます。二次方程式や関数の計算に欠かせない技能です。
押さえておきたいポイント
- (x+a)(x+b)=x²+(a+b)x+ab
- (x+a)²=x²+2ax+a²、(x−a)²=x²−2ax+a²
- (x+a)(x−a)=x²−a²
- 因数分解は、まず共通因数をくくり出し、そのあとで公式が使えないかを考える。
- x²+px+q の因数分解は、たして p、かけて q になる2つの数を探す。
つまずきやすいところ
- (x+3)² を x²+9 としてしまい、2ax の項を忘れる。
- 共通因数をくくり出さずに公式を使おうとして行きづまる。
例題
例題1 (x+3)(x−5) を展開しなさい。
答えと考え方を見る
答え:x²−2x−15
x²+(3−5)x+3×(−5)=x²−2x−15。
例題2 x²−5x+6 を因数分解しなさい。
答えと考え方を見る
答え:(x−2)(x−3)
たして−5、かけて6になる2数は−2と−3。
例題3 2x²−18 を因数分解しなさい。
答えと考え方を見る
答え:2(x+3)(x−3)
共通因数2をくくって 2(x²−9)、さらに x²−9=(x+3)(x−3)。
授業・家庭学習での使い方
展開と因数分解を同じ日に往復させると、公式の形がつながって覚えやすくなります。
「式の展開と因数分解」の無料プリント
次の17項目の練習プリントを、登録不要で毎日1枚ずつ配信しています。問題と解答はA4のPDFで印刷できます。
- 単項式×多項式
- 多項式×多項式
- (x+a)(x+b)の展開
- (x±a)²の展開
- (x+a)(x−a)の展開
- 係数のある式の展開
- 共通因数をくくり出す
- x²+(a+b)x+abの因数分解
- x²±2ax+a²の因数分解
- x²−a²の因数分解
- 共通因数と公式の因数分解
- 係数のある二次式の因数分解
- 乗法公式を使った数の計算
- 2乗の計算の工夫
- 整数の性質の説明
- 図形の数量の説明
- 式の展開と因数分解の総合演習
問題数や難易度を自分で決めたプリントは、無料登録すると作れます。